ファンコメント

東京公演の前日に機会があって、アレヴィ氏に質問をさせていただきました。通訳の女性のご助力で、詳しいご回答をいただきました。こちらでご紹介させていただきます。

Q:友人に音楽の教師をしている方がいます。中には音楽に興味をもてない子もいるようですが、どのような授業ができるといいと思いますか?

A:それは難しい質問ですね。私もかつて教師をしていました。怒鳴ったりするタイプの指導はしなかったので、想像の通り、勝手に行動する生徒も出始めて、クラスは大騒ぎになってしまいました。

そのときに私は、エミール・ダルクローズ(リトミックの創始者)の理論を改良した方法を実践しました。リズムというのは音楽の中で最も奥にある構造の一つで、リズムを通して子どもたちとダイレクトに接することができるものです。非常に満足のいく結果を得ることができました。

コンサートなどが忙しくなって教職は離れてしまいましたが、そのときに教えた子どもたちは今でもグループを形成していて、私に連絡をくれています。

A:友人がアレヴィ氏のことを紹介する授業をやってみたいと言っています。どの曲を紹介させてもらうのが良さそうですか?

Q:んー、「Monolocale 7:30 a.m.」がいいと思います。テンポがいいので!

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上記のやりとりを質問者さんにお伝えしたところ、以下のような伝言をお預かりしましたので、こちらに掲載させていただこうと思います。

素敵なピアニストのジョバンニ・アレヴィ様

先日は質問にお答えいただきありがとうございます。 リズムを活かした授業、実践してみたいと思います。幸い私の学年は音楽の授業が好きな生徒のほうが多く、生徒同士の繋がりから授業の苦手な生徒にも楽しんでもらえるようになっていけばと思います。

それから、あなたの演奏している曲と映像を使用して、鑑賞の授業に取り組みました。

まずはあなたのいろいろな写真を生徒に見せました。知的障害を持つ彼らは難しい分析などはあまりできませんが「メガネがかわいい」「頭がトゲトゲになってる(アルバム “Joy” の写真を見て)」「”スプラトゥーン”のダウニー(キャラクター)にそっくり!」と、それぞれがあなたに親しみを感じたようでした。 見た目から先入観を持ってほしくないと思われるかもしれませんが、どのような人物が演奏しているのかを知らせることでよりあなたの演奏に興味を持ってもらえると思いそうしました。

それからあなたの曲を2曲みんなで聴きました。1曲目はあなたが薦めてくださった、Monolocale 7.30 a.m.を、2曲目はわたしが一番好きなBack to Lifeを聴きました。幸い、授業の苦手な生徒たちも、観たり聴いたりすることはみんな好きです。

Monolocale 7.30 a.m.はみんなが目をキラキラさせながら聴いていました。曲の展開に合わせて生徒の表情が少しずつ変わっていきましたが、みんな揃って驚いたような表情をしていました。

Back to Lifeはもっと興味深い反応でした。ある生徒は目をつぶってじっと聴き入り、別の生徒はわくわくしながら。また別の生徒は、とても険しい顔をしてずっと首を傾げていました。難しいパズルを解いているような顔でした。

授業が終わってから「アレヴィの曲おもしろかった!」「また聴きたい」と言う生徒が何人かいました。私はそれをとても嬉しく思います。あなたの曲を聴いて感情を共有できたおかげで、以前よりもまた一歩生徒との絆が深まったように感じたからです。

これからも素敵な演奏期待しています。またコンサートも聴きに行かせてください。

あなたのファンのL*auraより

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